建設社会工学専攻

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  1. 専攻の特徴
  2. 授業科目
  3. 研究室
  4. 取得可能な資格
  5. 卒業後の進路

専攻の特徴

 建設社会工学専攻は,人が安全,安心,豊かさ,潤いを実感できる社会,生活空間を創造し,持続していくことを目指し,建築学,地域環境デザイン,都市再生デザインの分野を中心とし,幅広い多様な教育・研究を通して,広い視野を有し,高度な専門知識,研究能力,技術開発能力を身につけた人材の養成を目的としています。そのために,社会の創造・持続に関わる多様な最先端技術に十分対応できるよう,基礎から応用までの幅広い総合的・横断的教育研究を行います。
 

[建築学コース]

心豊かな生活空間を創造するための建築・都市空間に対する計画やデザイン,および安全で快適な建築物を実現するための構造設計,建築環境,建築施工などの技術について教育研究を行います。

[地域環境デザインコース]

調和の取れた環境デザインを目標として,日常生活における環境問題を克服し,次世代に安全で潤いのある生活空間を提供するための技術について教育研究を行います。

[都市再生デザインコース]

社会基盤施設に関するもの創りをベースとして,都市の再生,さらには都市の持続や自然災害に対する防災システムなど,都市の安全・安心に関わる技術について教育研究を行います。

授業科目

研究室

構造工学研究室
人々の暮らしを支える社会基盤のうち,橋梁をはじめとした建設系構造物を対象として,それらをより安全・快適かつ経済的に使うことに役立つ研究をしています。構造物の維持管理法,耐風・耐震性などを合理的に向上させることを目指して,計算機を使った数値解析や,風洞実験,現地測定などにより,現象の解明や予測手法の開発に取り組んでいます。 構造物をより強く,かつ合理的なものにするために,皆さんも研究してみませんか?
コンクリート研究室
暮らしを支える代表的な建設材料であるコンクリートを対象とした研究を行っています。
1)製造・施工技術:環境の変化や材料の変動に対して安定的にコンクリートを製造する技術
2)劣化現象の解明と対策:コンクリートの長寿命化を妨げるアルカリシリカ反応や鉄筋腐食に関する原因解明と抑制対策
3)耐震補強技術:高じん性材料や補強材を用いたコンクリート構造物の耐震性能を向上させるための大型試験体実験と数値解析
地盤工学研究室
都市や多くの構造物は地盤上に展開しています。この都市や構造物を何時でも安全に支える技術が地盤工学です。しかし,都市の地下空間や大きなビルディングの基礎(地中部分),大地震や豪雨に対する地盤の安全に関する技術については残念ながら一般に知られていないことが多くあります。 本学の「地盤工学分野」では,上記に加え,地盤環境から廃棄物処分場,激甚災害に至るまでの地盤に関する諸問題の解決手法を求めて研究をしています。
水環境工学研究室
21世紀は水の世紀といわれています。「水」は,私たちの日々の生活や,産業・経済などの社会活動を支える,かけがえのない循環型資源です。一方で洪水として私たちの生命や財産を脅かす一面も持っています。「水環境工学分野」では,教員と学生が一丸となって,大型実験施設を用いた模型実験,野外観測,コンピュータを用いた数値シミュレーションなどを通じて,河川,貯水池,沿岸域の水環境・水災害問題や環境と治水が調和した河川デザインなどの様々な水問題に取り組んでいます。
交通工学研究室
交通機関のない「まち」って想像できますか?「交通」は人々の生活になくてはならない重要な要素のひとつです。交通工学分野では,環境にやさしい公共交通の利用促進,公共交通空白地域を運行する乗り合いタクシー,歩行者にやさしい道路空間,防災避難計画など環境やバリアフリーを考えた交通のあり方について取り組んでいます。交通の面から,人と環境にやさしいまちづくりを目指してみませんか。
環境デザイン研究室
緑あふれる豊かな環境をつくるランドスケープデザイン。私たちは,生態学,環境デザイン,認知心理学をベースとして,実際に公園や河川,学校などの計画・設計を行いながら研究をすすめています。街へ出て,いろんなひとに会い,スケッチをしながらデザインの構想を考え,かたちを作ってゆく。これはとても楽しいプロセスです。みなさんもこんな環境デザインの世界に参加してみませんか。
建築環境研究室
人が健康で快適に過ごすことのできる環境,すなわち,静かで・明るく・冬は暖かく夏は涼しい空間を提供することはとても大切です。そのためには,音をはじめ,光・熱・空気といった様々な環境要素が適切になるように,建物を構成する窓や壁・床を設計しなければいけません。 建築環境分野では,そのような豊かな空間を作り出すための環境設計法や環境制御技術の開発を行っています。
建築計画研究室
建物や地域の計画や設計は,今後の社会がどうあるべきかといった理念やヴィジョンの確立を根底に,そこで住む・利用する人々の生活,これらを包む空間の大きさや役割や形態,そして時間の経過による人や空間の変化や蓄積を熟慮してつくられます。 建築計画分野では,それらを踏まえて,建物や街の企画・計画設計・管理運営の実践活動を行いながら研究をすすめています。
建築デザイン研究室
建築デザインでは、人々の生活や社会をより豊かで美しくものにするため、住まいや学校、図書館、博物館、公園、駅、まち等の空間を計画・設計していきますが、大切なことは、その空間ができることで、その場所の自然や人、もの、の関係性が密接になり、人々にとって新しく豊かな生活や体験、交流が可能になっていくことだと考えます。そして、そのためには、その場所の自然環境や、生活・社会環境、歴史、風土、文化、人々の活動等をリサーチし、何がポテンシャルで、何が課題かを見極めていくことが重要になります。研究室では、そのような視点を通して、建築デザインの理論および実践的研究に取り組んでいます。
建築構造研究室
小規模住宅から高さ数百メートルの超高層建築物まで,様々な建築物はその形や空間を形成するための仕組みや骨組が必要です.このような仕組みや骨組のことは建築構造を呼び,建築物の自重など様々な荷重を支え,地震や台風などの自然災害から利用者を守ります。人類は,梁や柱からはじめ,ケーブルや膜構造,立体トラス,スパーストラクチャーなど様々な構造技術を開発してきました.また,構造体の力学特性を把握するために高度な計算理論を研究しています.当研究室は,最新構造システムの開発,高度な計算理論の研究,古建築構造の謎の解明など,面白い課題に取り組んでいます.みなさんも近未来の建築構造の開発に挑戦してみませんか.

卒業後の進路

建設関連の企業やコンサルタントなど、あるいは上級公務員として第一線で活躍することになります。

▼主な就職先

建設関連の企業●鹿島建設、清水建設、大成建設、大林組、戸田建設、五洋建設、前田建設工業、東急建設、鴻池組、奥村組、東亜建設工業、竹中土木、鉄建建設、錢高組、東洋建設、若築建設、安藤・間、谷川建設、みらい建設工業、川田建設、富士ピーエスなど

建設関連のコンサルタント●日本工営、建設技術研究所、オリエンタルコンサルタンツ、長大、復建調査設計、大日本コンサルタント、オオバ、中央コンサルタンツ、福山コンサルタント、セントラルコンサルタント、中電技術コンサルタント、三井共同建設コンサルタント、西日本技術開発、基礎地盤コンサルタンツ、中央開発など

住宅・建材関連の企業●大和ハウス工業、LIXIL、宇部興産、住友大阪セメント、日鐵住金建材、太平洋マテリアルなど

鉄鋼・橋梁関連の企業● 新日鐵住金、三菱重工業、横河ブリッジホールディングス、IHIインフラシステム、日立造船、JFEエンジニアリング、三菱化学エンジニアリング、東京製綱、など

国家・地方公務員・公共事業関連●国土交通省、大分県、宮崎県、福岡県、鹿児島県、佐賀県、熊本県、山口県、高知県、島根県、福岡市、北九州市、広島市,下関市、鉄道・運輸機構、水資源機構など

電力・運輸関連の企業●九州電力、西部ガス、九州旅客鉄道、東海旅客鉄道、西日本旅客鉄道、西日本高速道路など

その他●日立製作所、高砂熱学工業など