学部長挨拶

未来の技術に出会い、世界で活躍する国際的技術者へ!

工学部長 横野 照尚

工学部長/
大学院工学府長/
大学院工学研究院長
横野 照尚

九州工業大学工学部・大学院工学府は、本学の前身である明治専門学校が創立された北九州市戸畑区にあります。最寄り駅の「JR九州工大前駅」から徒歩8分の距離にあり、環境未来都市を目指す北九州市の玄関口であり、新幹線の駅でもあるJR小倉駅にも近く、利便性に富む都市型キャンパスです。1909年の開校当時、「緑の森の自治の丘」と謳われた緑豊かで広々とした約260,000m2の敷地を持つキャンパスは、正門を始め、あちらこちらに歴史の面影を残しつつ新しい建物が配される美しいキャンパスを構成しています。このなかで、3,654名の学生諸君が活発に学び、未来の技術に出会っています。

工学部の6つの学科、大学院工学府博士前期課程の1専攻(10コース)、博士後期課程の1専攻は「ものづくり」を基盤としています。その教育理念は、日本の近代工業化のために有意な人材「技術に堪能なる士君子」を育成しようとした明治専門学校から受け継がれ、現在においても卒業生の活躍は産業界で高く評価され、その輝きを放ち続けています。学部・大学院の教育には、工夫された専門教育が配される一方で、学生が自主・自立的に活動する、学生フォーミュラー、超小型人工衛星開発プロジェクト、家庭用サービスロボット開発など多くの「ものづくり」プロジェクトが用意されています。さらに、同窓会である「明専会」主催で伝統の力を発揮している教育プログラムに「明専塾」があります。代表的企業で活躍する卒業生によって定期的に開かれ、各業界での社会情勢、技術の最先端情報、技術者とはどのような職業か、技術者として学生時代にやっておかなければならないことなどを熱く後輩に語りかけています。卒業生との交流を通じて、学生諸君が主体的に学び、生きることを自覚し実践することが卒業後の社会での活躍に繋がり、結果的に本学学生の就職の良さの形で現れています。

大学生・大学院生時代は、社会に船出して独り立ちする直前の時期であり、その後の人生の方向性が決まるかもしれないとても重要な時期です。本学の素晴らしい教育環境のなかで成長し、未来に、世界に羽ばたく国際的技術者の卵を工学部・大学院工学府は待っています。


2020.4.10  工学研究院長メッセ-ジ 横野 照尚 

【みなさまへのメッセージ】

 このたびのコロナウイルス感染問題では、みなさまにおかれましても、罹患者の抑制のための対応におわれ、精神的および経済的に厳しい状況にいらっしゃるものとお察しいたします。

 私たちが経験したことのない世界規模での新型コロナウイルスの流行のため、九州工業大学も閉鎖を余儀なくされ、感染抑制に向けて全力で取り組んでおります。新型コロナウイルス肺炎問題が明らかになった初期段階から、全教職員一丸となって、海外留学中の学生の帰国対応、帰国後の体調管理体制、学内の学生の体調の情報収集、管理体制、必要物資の手配対応、オンラインの会議、講義システムの構築などに取り組み、非常事態宣言が発令され厳しい状況下にある福岡県においても負けずに奮闘しております。また、授業再開に向け、3密を避ける最大限の対応をすべく、オンライン会議、遠隔講義、などのさまざまな対応を全職員一丸となって推進しようとしています。

 私ども九州工業大学は、現在の困難や苦難を復興へ向けた希望に変えるべく、総力を挙げてウイルス感染を克服し、地域社会に全力で貢献すると同時に、日本の将来を担う若者の教育と未来社会を開拓する研究に取り組み、成果を社会に発信してまいります。

 教職員の昼夜を問わない努力により、本学は大学としての機能を発揮できる状況にあります。新型コロナウイルス蔓延下においても、早急に教育研究基盤の整備を図り、これまで以上に教育、研究、社会貢献に取り組んでまいりますので、あらためて皆様のご協力をお願い申し上げます。

【学生のみなさんへ】

 大学は、学生のみなさんの生命の安全を最優先に考え、随時その確認を行っています。また、工学部では、大学再開後の新型コロナウイルス対策に向け、オンライン講義や、自宅から履修登録などの様々な事務処理システムの対応の準備をしております。確実な情報の把握に努め、工学部のウェブサイトなどで随時工学部からの最新情報を確認し、3密をさけ、社会的距離を確保する慎重な行動をお願いいたします。休講期間中は、新型コロナウィルス感染に十分に留意し、苦難を克服し自分自身を向上させるための自学自習の時間としてください。みなさんの心身の健康に十分留意しながら、大学再開後の学生生活に向けた準備に励んでください。

【教職員のみなさんへ】

 教員のみなさんには、研究活動を続けることはもちろん重要ですが、何よりも学生を支援するとともに、オンラインによる講義や学生との情報共有システム構築を行い教育研究基盤の回復や、社会要請に応える新型コロナウイルス対策に努めることを最優先にして活動していただきたいと思います。

 職員のみなさんには、非常事態宣言下にある状況において必要な業務(コロナウイルス対応業務・最優先の業務)を確実に行っていただきたいと思います。

 それぞれの立場で、世界規模での困難に対し安全確保に留意しつつ、大学そして社会の一員としての積極的な行動をお願いします。