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「Chemistry Letters」の優秀論文に選定されました
2020年06月1日
本学 大学院工学研究院 物質工学研究系 集合体化学研究室(中戸晃之教授、毛利恵美子助教)の研究が、日本化学会速報誌「Chemistry Letters」の優秀論文(Editor’s Choice)に選定されました。
本論文は、無機層状結晶から得られ超薄層粒子(無機ナノシート)のコロイドに、構造色(玉虫の羽根やCD記録面の虹色など、物質のナノ構造が光を干渉させて現れる色)を発現させた研究で、通常の調製では構造色を示さない無機ナノシートのコロイドでも、コロイドの共存塩を適切に制御することで多様な構造色を発現させられることを示したものです。新しい機能を付与したコーティング剤や、周囲の環境に応答するセンサーへの応用が期待されます。
論 文 :「Development of Structural Color by Niobate Nanosheet Colloids 」
共著者 : 中戸晃之(大学院工学研究院 物質工学研究系 教授)
毛利恵美子(大学院工学研究院 物質工学研究系 助教)
福元崇之(大学院工学府 物質工学専攻 応用化学コース 博士前期課程2年)
大神智有(工学部 応用化学科 卒業生)
掲載誌 :Chemistry Letters, 2020, 49, 717-720
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