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本学学生がPHENMA 2020でBest Paper Awardを受賞しました
2021年04月15日
2021年3月26日~29日、本学戸畑キャンパスで開催された「2020 International Conference on “Physics and Mechanics of New Materials and Their Applications” (PHENMA 2020)」において、本学大学院工学府 工学専攻 博士後期課程3年の斉藤亮一さんとMohd Radzi BIN ARIDIさんがBest Paper Awardを受賞しました。PHENMAは、2012年から毎年開催されており、先進材料とその融合分野ならびに、そのプロセンシングと特性化を主要テーマとしています。
Best Paper Awardを受賞した斉藤さんの研究”Fatigue Sterength Improvement of Roller Chain by Press Pitting between Pin and Plate”)では、稼働中のローラチェーンを構成する各部材に生じる応力変動を明確にした上で、ピンやブッシュの圧入によって疲労強度が向上することを実験と解析で明らかにしたものが評価されました。
また、Mohd Radzi BIN ARIDIさんの研究(“Effect of the Residual Stress to the Fatigue Failure of the Bimetallic Roll in 4-High Rolling Mill”)では、一般に広く認知されていない長寿命の複合ワークロールに生じるロール内部からの疲労破壊に注目し、その危険部位と危険度を明らかにしたものが評価されました。
◇PHENMA2020については、こちら。
受 賞 者: 斉藤亮一 (大学院工学府 工学専攻 博士後期課程3年)
発表題目: “Fatigue Sterength Improvement of Roller Chain by Press Pitting between Pin and Plate”
受 賞 者: Mohd Radzi BIN ARIDI (大学院工学府 工学専攻 博士後期課程3年)
発表題目: “Effect of the Residual Stress to the Fatigue Failure of the Bimetallic Roll in 4-High Rolling Mill”
指導教員: 野田尚昭 教授(大学院工学研究院 機械知能工学研究系)