2025年11月10日、戸畑キャンパスにて、福岡県警察 戸畑警察署と連携し、留学生向けの自転車交通安全・生活安全講習を実施しました。九工大と、戸畑警察署は、安全・安心な地域社会の実現に資するため、お互いに協力・連携することにより、地域社会の発展を図ることを目的として協定を締結しています。

講習では、留学生が日本で安全に生活できるよう、総合的な安全意識の向上を目的として、交通法改正に関する説明、自転車の安全走行ルール、防犯対策、そして護身術の実演を行いました。

警察署職員からは、来年度より施行される交通法改正について、自転車も自動車と同様に交通法規の遵守が義務付けられることを説明しました。信号無視や一時停止違反などの行為には罰則が科され、違反時には反則金や講習受講義務が発生する可能性があることも紹介しました。留学生たちは真剣に説明を聞き、ヘルメット着用の必要性やブレーキ・ライトの点検方法など、日常的な安全確認のポイントを学び、交通安全の重要性を改めて認識しました。

その他にも詐欺被害防止対策として、SNSや電話を利用した詐欺の手口や被害を防ぐための注意点について、具体例を交えて紹介を行い、学生たちは身近な危険として強い関心を示しました。最後に、セルフディフェンス(護身術)の実演が行われ、緊急時に身を守るための基本動作や心構えを知ることで、防犯意識をさらに高めることができました。

今回の講習は、文化や生活習慣、ルールが異なる国から日本に来た留学生にとって、日本の交通ルールの理解や防犯意識を高める貴重な機会となりました。

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交通ルールについて熱心に話を聞く留学生

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犯罪被害防止など生活安全についても学びました

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警察官から呼び止められた際の対応についての説明

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警察署職員による護身術の実演