博士前期課程(平成31年度以降入学者向け)

博士前期課程

工学専攻

工学専攻は、「ものづくり」を基盤とした最先端科学技術分野において、開学以来掲げてきた「技術に堪能なる士君子」、すなわち、豊かな教養と技術者倫理ならびにコミュニケーション力を備え、科学技術の進歩に対応できる工学基礎力・専門技術力を有し、国際的に活躍できる専門技術者の素養と能力に加え、深い専門知識とそれに基づく課題発見・設定・解決能力、多様な文化の理解に基づく国際的コミュニケーション力を有するグローバル社会で活躍する高度専門技術者を養成します。

建築学コース

心豊かな生活空間を創造するための建築・都市空間に対する計画やデザイン、および安全で快適な建築物を実現するための構造設計、建築環境、建築施工などの技術について教育研究を行います。

国土デザインコース

「社会基盤施設に関するもの創りをベースとして、都市の再生、さらには都市の持続や自然災害に対する防災システムなど、都市の安全・安心に関わる技術」と「調和の取れた環境デザインを目標として、日常生活における環境問題を克服し、次世代に安全で潤いのある生活空間を提供するための技術」について教育研究を行います。

知能制御工学コース

種々の動的な装置には、高性能化、小型化、高知能化技術、あるいは人間に優しいなどの特性が要求されます。本コースではこのような要求にこたえるために、制御工学、知能工学、計測工学、電気工学および機械工学などからなるメカトロニクスを中心とした教育研究を行います。

機械工学コース

今後も新しい「ものづくり」の中心的役割を担うのが機械工学です。本コースでは、機械宇宙システム工学コースと連携して、1)材料に要求される様々な機能・強度を実現するための各種新素材や機能材料の力学的挙動の解明と機能発現・強度評価、2)機械や装置の生産に関係する加工現象解析、加工装置の性能向上、設計から生産に至る情報処理やそれを統合するシステム技術、3)熱流体エネルギーの変換と高効率利用、熱流体・粒子間の力学的相互作用によって発生する諸現象の解明と応用を核とした教育研究を行い、幅広い視野を持つエンジニアを養成します。

機械宇宙システム工学コース

宇宙システムに代表される複雑な工学システムを、機械工学を軸として構築できる素養を身につけるために、基礎となる機械工学の知識をシステム工学・プロジェクト管理の観点で組み合わせることで、宇宙システムに関する種々の技術課題について教育研究を行います。

電気宇宙システム工学コース

宇宙システムに代表される複雑な工学システムを、電気工学を軸として構築できる素養を身につけるために、基礎となる電気工学の知識をシステム工学・プロジェクト管理の観点で組み合わせることで、宇宙システムに関する種々の技術課題について教育研究を行います。

電気エネルギー工学コース

巨大エネルギーシステムから分散型電源・自動車・宇宙に至るまで、これからの環境調和高度エネルギー社会をインフラとして支える電気エネルギーの発生・輸送・消費・貯蔵、および超高速・超高密度情報記録、高出力素子から固体照明まで、次世代の電子デバイスと、半導体を柱にしたデバイス材料の開発と応用、デバイス化プロセス、新機能デバイスの開発に関する様々な技術課題について教育研究を行います。

電子システム工学コース

ディジタルテレビ、携帯電話、自動車の電子制御ユニットなど、マイクロプロセッサを組み込んだ高度な電子システム製品が多くなっています。本コースでは、アナログ・ディジタル回路、プログラミングなどの基礎技術から、センシング・制御技術、画像・音声信号処理技術、通信・ネットワーク技術などのシステム要素技術、およびこれらを統合するシステム化技術についての教育研究を行います。

応用化学コース

物質や材料の高度利用が要求される21世紀の科学技術の要請に応えるために、常に目的に応じた新規な機能をもつ分子の合成、材料の開発が要求されます。それと同時に、それらが示す機能を高度に制御していく手法も必要です。また、開発した材料等を利用するためのシステムやプロセスに関する知識も不可欠です。このような社会的要請に応え、高度な物質と材料の開発、システムの構築に対応できる学生を育成するため、応用化学を基盤とした幅広い教育研究を行います。

マテリアル工学コース

材料の持つべき物性を満足する構造を決める「物性最適化」と、そのような構造を合成するための「合成最適化」に関する学問体系を核とした基礎分野の上に成り立ち、実際に新規金属材料やセラミックスなどの開発を行うことができる高度な実験並びに専門技術を修得できるようカリキュラムを編成しています。また、材料科学工学の深化・細分化・応用拡大が急速に展開される現代の社会情勢に対応するため、「1.材料の構造・性質、2.材料の機能・設計、3.材料のプロセス」の3本柱を中心にして、“実践的な材料開発・応用ができる研究者、高度専門技術者の育成”を目指した教育研究を行います。