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「九工大×台湾×中間市がWithコロナを見据えた技術開発でタッグ」が特集されました

2020年08月3日

2020年7月30日、「九工大×台湾×中間市がWithコロナを見据えた技術開発でタッグ」が、九州朝日放送ニュ-スWEB版で特集されました。

台北駐福岡経済文化弁事処(駐福岡台湾総領事館、福岡市中央区)において、本学工学研究院長の横野照尚教授、福岡県中間市の福田健次市長が同席し、抗ウイルス効果のある光触媒技術の実用実験データを公表しました。中間市役所では、4月に実施し1か月後に菌量を測定したところ、3分の1~35分の1に減少し、駐福岡台湾総領事館でも同様の実験を行い、場所によっては100分の1まで激減しました。

※横野教授の本研究は、建造物の防汚用や、カーブミラーの防曇用として開発され、太陽光の紫外光が必要なため屋外用のみの製品であった従来の光触媒材料を、室内光(LED光)などで高い殺菌、抗ウイルス、防カビ性能を発揮する室内光対応型光触媒ナノ材料として世界に先駆けて開発した研究です。さらに塗料用の光触媒特殊バインダーも共同研究企業と開発し、光触媒ナノ材料と複合化して高性能室内光対応型光触媒塗料の開発に成功したものです。

  

 

 

 

 

(左より)中間市長(福田 健次氏)、台湾総領事(陳 忠正氏)、横野教授

 

 

 

 

 

測定の様子1

 

 

 

 

 

測定の様子2